洋菓子ずらり 松山で中四国コンテスト
中四国のパティシエや専門学校生らが高度な技術を駆使して仕上げた洋菓子約300作品が一堂に集うコンテストが7日、愛媛県松山市道後多幸町の旅館「道後館」であり、アイデアあふれるデコレーションケーキやあめ細工などの出来栄えを競った。
技術向上や洋菓子業界の発展などを目的に、日本洋菓子協会連合会中国・四国ブロック協議会が各県持ち回りで開催しており、13回目。マジパンやバタークリーム仕上げなど5部門で各県の協議会員ら20人が全体のバランスや色合い、美しさなどの観点から審査し、知事賞などの受賞作23作品を決めた。
会場にはサンタクロースや動物、風車などをモチーフにしたメルヘンチックなデコレーションケーキなど趣向を凝らした作品がずらり。花や楽器、クジャクなどを見事に作り込んだあめ細工もあり、審査後の一般公開では、来場者は熱心に作品に見入ったり、写真撮影したりしていた。